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Facebookで虚偽の情報を拡散、男性に懲役2年の実刑判決
＜写真：Unsplash ＞
Facebookで多数のフォロワーを持つハノイ市在住の男性が、企業や株式に影響を与える虚偽の情報を提供したとして、27日に懲役2年の判決を受けた。
ナムトゥーリエム区人民裁判所は、ダン・ヌー・クイン被告（42）に対して「民主的自由の権利を利用して国の利益、組織、個人の法的な権利、利益を侵害する罪」で有罪判決を下した。
同裁判所はクイン被告の行動は社会に混乱をもたらし、金融・株式市場、企業のイメージや評判、複数の投資家の経済的利益にマイナスの影響を与えたとしている。
同被告は自分の過ちを認めた一方で、投稿した内容は友人のFacebookアカウントからコピーして編集したものであるとして、処罰は厳しすぎると陳述した。
2019年以降に同被告は問題となったFacebookの個人アカウントを使用しており、2022年4月までに同アカウントのフォロワーは30万人を超えていた。
4月2日に金融・不動産分野の複数の経営者が逮捕されたことを知った同被告は、不動産開発会社「Tan Hoang Minh」のドー・アイン・ドゥン会長が法の裁きを受けたと投稿した。
当局が一連の逮捕を公式に発表した後、同被告は読者に自分が事前に情報を得たと思わせるように投稿を編集したという。
また、別の企業の会長も捜査対象になっているとの情報も掲載しており、4月6日にはこの会長について、写真と共に逮捕されるという旨の投稿を2回行った。
この投稿は拡散され、その6日後には同社の株が大量に売却されて企業価値が急落した。
4月12日に一部投資家は同被告が民主的自由を乱用し、個人やブランドの利益を侵害して企業や投資家に損失を与えたと非難し、同被告は4月15日に逮捕された。
また、同被告は2020年3月には新型コロナウイルスの大流行に関する200以上の未確認・虚偽の情報を投稿したとして警察に召喚されていた。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
