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月収4000万ドンでは足りない？ ホーチミンの若い夫婦世帯
＜写真：dantri.com.vn＞
ホーチミン市在住の多くの若い夫婦が、収入は決して低くないものの、高コストの生活環境により毎月の貯蓄ができないと嘆いている。
最近、Facebookの節約術を共有するグループで、匿名の投稿者が「月収4000万ドン（約24万6000円）の夫婦でも、毎月の収入がすべて消えてしまう」と助言を求めた。
投稿者はホーチミン市在住の夫婦で、家賃を払わずに母親と同居している。妻の月収は1500万ドン（約9万2200円）、夫は2500万ドン（約15万3700円）で、合計4000万ドンである。
月々の支出は、生活費に700万ドン（約4万3000円）、雑費に700万ドン、保険に300万ドン（約1万8400円）、6ヶ月の双子の養育費に1500万ドンが必要となる。
また、職業柄外見を重視するため、毎月150万ドン（約9200円）を衣類や靴に費やしている。
さらに、毎月150万ドンを旅行に、100万ドン（約6150円）を宴会に、300万ドン（約1万8400円）を両親への贈り物に使っている。
その他の雑費として100万ドンを計上すると、月収4000万ドンはほぼ全額消えてしまう。
さらに、義母から100万～200万ドン（約6150〜1万2300円）の食費援助を受けているが、それでも貯金ができない状況である。
この投稿には多くのコメントが寄せられ、同市の高い生活費に共感する声が多かった。しかし、支出を見直すべきであるという意見も少なくなかった。
「家賃を払っていないのに貯金ができないのは問題」と指摘するコメントもあり、食費や雑費の使い方が甘いとの批判も見られた。
あるユーザーは「外食を減らし、自炊することで大幅に節約できる。毎週のメニューを計画し、必要な食材を無駄なく購入することが重要」と助言している。
他のコメントでは「余剰資金を株式や不動産、金などに投資して、長期的な収益を見込むべき」との提案もあった。もちろん、投資に際しては十分な調査が必要である。
同じくホーチミン在住で月収4000万ドンのミーさんは「ホーチミン市では、具体的な計画があれば、3人家族で毎月2000万～2500万ドン（約12万3000〜15万3700円）の生活が可能」と述べている。
ミーさんは、家賃や住宅ローンを払っている家庭ではさらにコストがかかるが、適切な節約を心掛ければ、余剰資金を生み出すことも可能であると強調した。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
