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ナンバープレートをテープで偽装、ベトナム各地で違反を摘発
＜写真：vietnamnet.vn＞
ベトナム南部のビンズオン省で、交通違反を逃れる目的でオートバイのナンバープレートを隠して走行した若者3人が警察に摘発され、罰金および運転免許の減点処分を受けた。
2月2日にビンズオン省警察交通局・ドンフー交通警察署のグエン・タン・バン中佐は、ナンバープレートを隠して走行した3人に対し、行政処分を科したことを明らかにした。
この摘発は警察が2月1日に国道14号線で実施した交通取り締まりの際に行われた。警察はナンバープレートを意図的に隠したオートバイ3台を発見し、ただちに停止を命じた。
違反者の1人であるズオン・ティエン・バオ（25）は、医療用マスクでバイクのナンバープレートを覆い、国道14号線を走行していた。
また、D.C.H（22）は黒い粘着テープでナンバープレートを隠し、N.T.P（20）は粘着テープと紙を使用してプレートを覆っていた。
バン中佐によると、3人はいずれも道路交通法違反として行政処分を受け、それぞれ500万ドン（約3万1060円）の罰金が科された。
また、運転免許証の減点制度によって各自6点が引かれた。
一方、ハノイ市でも同様の手口でナンバープレートを偽装したドライバーが摘発されている。
1月30日、SNS上でナンバープレートを偽装した様子が拡散されたことを受け、ハノイ市警察交通局が調査を開始した。
第4道路交通警察隊が運転手のT.Q.T（37）を特定し、取り調べを行った。
T.Q.Tはナンバープレート「30F-282.73」の「8」の数字を粘着テープで覆い、「F」を「E」に改変したことを認めた。
この行為に対し、ベトナム政府の政令168/2024に基づき、2000万～2600万ドン（約12万4250～16万1530円）の罰金が科され、さらに運転免許証の6点が減点された。
ベトナム国家交通警察局はナンバープレートの偽装行為が交通違反の監視・取り締まりを困難にし、法の執行を妨げる重大な違反であると指摘している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
