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ベトナムではマッチングアプリやSNS、専門の仲介サービスなど出会いの手段が多様化する一方、若者の結婚年齢は上昇している。
2024年の中間人口・住宅調査によると、ベトナム人の平均初婚年齢は27.3歳となり、2019年から2.1歳上昇した。
男性は29.4歳、女性は25.2歳で、都市部では28.5歳、東南部では29歳に達している。
現在はスマートフォンのマッチングアプリだけでなく、TikTokやInstagramなどのSNS、ランニングや読書など趣味のコミュニティーを通じた出会いも広がっており、AIを活用したマッチングや会話支援も登場している。
一方、ハノイ市に住む32歳の女性は5年以上にわたりマッチングアプリを利用し、数百人とつながったものの、オンライン上では会話が合っても実際に会うと相性が異なることが多かったという。
別の30歳の女性もSNSのランニンググループで知り合った相手と交際したが、約1カ月で別れており、出会いやすさが必ずしも長期的な関係につながるわけではないとしている。
こうした中、結婚を真剣に考える若者の間では、年齢や職業、生活習慣、結婚観などを確認した上で相手を紹介する専門の仲介サービスを利用する動きもみられる。
35歳の男性は仲介サービスを通じて31歳の女性と出会い、家庭生活や子育て、家事分担に対する考え方が近いことから約1年間の交際を経て結婚した。
心理学修士のファム・クイン・チャン氏は、マッチングアプリが結婚の遅れを直接引き起こしているとはいえないものの、多くの候補を比較し続けることで「もっと合う人がいるかもしれない」と考える選択過多に陥る可能性があると指摘する。
また、外見や職業、趣味など短時間で確認できる条件に注意が向きやすい一方、価値観やコミュニケーション、衝突への対処といった長期的な関係に重要な要素は時間をかけて見極める必要があるとしている。
保健省人口局が公表した調査では、対象となった独身者の31.4%が結婚する意思はないと回答し、27.1%が子どもを持つ意思はないと回答した。






































