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ベトナムでコーヒーやミルクティーを毎日飲む人が増え、1杯当たりの支出もより高い価格帯へ移行していることが、飲食店向け管理ソリューションを提供するiPOSの調査で明らかになった。
15省・市の約1000人を対象とした2026年上半期の調査では、コーヒーやミルクティーを毎日利用する人の割合が2025年末の13.6%から19.2%へ上昇した。
1杯当たり3万5000ドン(約210円)以下を選ぶ人は41.6%から29.4%へ減少する一方、3万6000〜7万ドン(約210〜410円)の価格帯は48.3%から61.8%へ増え、市場の中心となった。
中でも3万6000〜5万ドン(約210〜300円)を選ぶ割合は33.4%から40.3%へ上昇し、価格水準が上がっても従来の消費習慣を維持する層がみられた。
一方、2万1000〜3万5000ドン(約120〜210円)の低価格帯は34.4%から24.6%へ低下しており、iPOSは7000〜1万5000ドン(約40〜90円)の低価格商品と、より高付加価値な中価格帯商品の間で競争が厳しくなっていると分析している。
7万ドン(約410円)超を選ぶ割合も10.1%から8.8%へ低下しており、支出の増加は高級価格帯ではなく、中価格帯へ集中している。
毎日コーヒーやミルクティーを飲む人の80%以上は、従来の利用習慣を維持するか、より高価格のブランドへ移行、または購入量を増やす傾向を示した。
毎日利用する人のうち17.3%は、1杯7万ドンを超える価格でも支払う意向を示しており、味や店舗の立地、座席、提供スピードなどの安定した体験がブランド選択につながっているという。
iPOSは、こうした傾向がスターバックスやEvery Halfなど、主要都市で店舗拡大を進める高価格帯ブランドにとって追い風になる可能性があるとの見方を示した。
iPOSとNestlé Professionalのデータによると、2026年上半期のベトナムF&B業界の売上高は432兆7000億ドン(約2.6兆円)と推計され、前年同期の406兆1000億ドン(約2.4兆円)から6.55%増加した。
ただしiPOSは、旧正月の繁忙期が上半期にほぼ含まれたことや、同期の消費者物価指数(CPI)が前年同期比4.38%上昇したことも売上高を押し上げた要因であり、増収が消費の拡大だけによるものではないとしている。








































