〈写真:イメージ画像〉
日本でスーパーマーケットを展開するSaeki Selva Holdingsは、ベトナム人材を日本で育成し、将来的に現地店舗の運営を担わせる計画でベトナム市場への進出を進めている。
同社は3年以内にベトナム1号店を開業する計画で、まずホーチミン市の中間所得層を対象とした小型店舗を展開し、長期的には約100店舗への拡大を目指す。
6月には主にベトナム人の技能実習生約20人を採用しており、日本の店舗で少なくとも3年間、基本的な業務を学ぶ予定である。
その後はベトナムへ帰国し、店舗管理や商品開発など、より高度な業務について研修を受ける計画となっている。
同社の山本健司・人材開発担当上級執行役員によると、人材や財務の管理を含め、店舗運営全般を担える管理者の育成には約10年を要するという。
ベトナムでの出店初期には日本人社員が運営を支援するが、長期的にはベトナム人社員による店舗管理を目指す。
Saeki Selva Holdingsは現在、日本で56店舗を運営しており、その多くが東京周辺に集中している。
同社の佐伯行彦会長は、ベトナム進出を東南アジア市場への事業拡大に向けた第一歩と位置付けている。
ベトナムでは食品小売市場の83%を個人経営などの食料品店が占める一方、所得の増加に伴い近代的な小売業態への需要拡大が見込まれている。
2024年末時点で国内には1293のスーパーマーケットと276のショッピングセンターがあり、合計1569施設と2020年から約11%増加した。
外国資本100%の小売事業者もベトナムで事業を展開できるが、多店舗展開には許認可などの要件が伴うため、現地企業との合弁事業が重要になるとの見方も示されている。











































