〈写真:イメージ画像〉
ホーチミン市では9月30日〜10月1日の大雨で計3810回の雷放電が観測され、このうち2000回超が地上へ落雷した。
ベトナム気象水文局によると、9月30日は2573回を観測し、1457回が地上への落雷、残りは雲の中で発生した雷であった。
特に旧ビンズオン省のフーヤオ社では、午前1〜5時の5時間に約1200回の雷放電が集中した。
10月1日にも1237回が観測され、午後5〜7時の激しい雨の時間帯には約半数が地上へ落雷し、ビンミー社では3時間に464回を記録した。
雷は主にホーチミン市北西部と南東部の旧ビンズオン省、旧クチ郡、旧ビンチャイン郡周辺に集中した。
2025年初め以降では、9月30日の雷放電数は2025年5月10日の約5000回に次いで2番目に多い水準となった。
市内では今回の2日間に雷による被害は確認されていない。
気象水文局は、上空の大気の乱れに風の収束と低圧部が重なり、湿度が高く不安定な環境で対流雲が急速に発達したことが雷の多発につながったとしている。
ベトナムは雷活動が活発なアジアの雷多発地域に位置し、年間約200万回の雷が発生しており、年間平均の雷雨日数は100日、雷雨の発生時間は約250時間に上る。
9月30日〜10月1日の大雨ではホーチミン市各地で道路が冠水し、一部では水位が1mを超えたほか、夕方の帰宅時間帯を中心に深刻な交通渋滞が発生した。
悪天候によりホーチミン市へ向かう複数の航空便でも上空待機や目的地変更、遅延が発生した。





































