〈写真:イメージ画像〉
ハノイ市では季節の変わり目に涼しい風が吹き、気温が下がり始めると、フォーや粥、温かい菓子、貝料理などを提供する店がにぎわう。
代表的なフォーは、牛骨にシナモンや八角、カルダモン、ショウガ、焼いたタマネギなどを合わせた熱いスープに、米麺と薄切りの牛肉を入れて味わう。

夕方から夜の軽食として親しまれるバインチョイタウは、黒ゴマや緑豆のあんを包んだもち米の団子をショウガ入りの温かい糖蜜で食べる料理で、落花生やココナツを添える。

米粉をとろりと煮た温かいバインドゥックは、ひき肉やキクラゲの具に骨から取った熱いスープを注ぎ、揚げタマネギやネギを加える料理で、1食2万5000ドン(約150円)から販売されている。

寒い日に好まれる温かい貝料理は、巻貝などをレモングラスやコブミカンの葉、ショウガとともにゆで、砂糖やライム、唐辛子などを合わせた酸味と辛味のあるたれで食べる。

冬季に多く登場するチェー・サンは、キャッサバをショウガや砂糖とともに煮込み、でんぷんでとろみを付けた温かい甘味である。

豚のスペアリブを使った粥も季節風が吹く時期の定番で、揚げパンを添えたり、好みに応じてコショウや唐辛子を加えたりして食べられている。

このほか、カニ味噌、鶏肉、牛肉、海鮮などを使った鍋料理も種類が豊富で、寒さが始まる時期には鍋料理店の利用客が増える。
熱い鍋を囲みながら長時間食事や会話を楽しめるため、会食や友人同士の集まりにも適している。









































