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ベトナムの大学で学生の中途退学が相次いでおり、大学別の統計では初年度の中退率が最大14.67%、中退率全体では最大24.45%に達している。
2024年と2025年の大学年次報告書を基にした26大学の集計によると、初年度の中退率が最も高かったのはホーチミン市のHUTECH(ホーチミン市技術大学)で14.67%、最も低かったのはハノイ医科大学の0.55%で、約27倍の開きがあった。
初年度の中退率が5%以上の大学は7校、4%以上は12校に上り、工学系や総合大学では教育・医療系の大学より高くなる傾向がみられた。
別の25大学を対象とした中退率の集計では、ホーチミン市技術工学大学(HCM-UTE)が24.45%で最も高く、ダラット大学が16.33%、ホーチミン市産業貿易大学が15.08%と続き、3校が10%を超えた。
卒業までの状況にも大きな差があり、26大学の期限内卒業率は11.5〜94.6%と、大学間で83.1ポイントの開きがあった。
期限内卒業率が70%以上の大学は4校のみで、調査対象の半数近くが40〜50%台にとどまり、40%未満の大学も4校あった。
最も高かったのはカントー医科薬科大学の94.6%で、ハノイ医科大学が89.7%と続く一方、ヴァンヒエン大学は11.5%だった。
こうした大学中退の実態を巡り、学生や保護者からは学費の高騰、生活費の負担、専攻選択の失敗、入学基準と授業内容の難易度の差など、複数の原因が指摘されている。
特に学費については、毎年の値上げに家計が追いつかず、入学時に想定していた費用を超えたことで、大学生活を継続できなくなる学生がいるとの声が上がっている。
大学1年生と4年生の子どもを持つ保護者からは、現在の収入では2人分の学費を賄うことが難しく、家計が厳しい状況にあるとの訴えもあった。
また、単位ごとの学費表示や学期の分け方によって年間の負担額が分かりにくく、実際の支払額が想定を上回るケースがあるほか、家賃や物価の上昇も学生生活を圧迫していると指摘されている。
経済的な負担を補うためにアルバイトへ多くの時間を費やし、学業との両立が難しくなって中退する学生もいるという。
一方、大学入学の間口が広がる中、入学後の授業についていけない学生がいることも問題視されており、特に工学・技術系では基礎科学などの科目が難しく、一定の学力と継続的な努力が求められるとの意見が出ている。
入学から1〜2年が経過して専攻が自身の興味や能力に合わないと気付く学生や、必要な単位を取得できず卒業に至らない学生もいるとされる。
大学の入学基準を見直すべきだとの声がある一方、入学機会を広く確保しながら卒業基準を厳格にすることで、教育の質を維持すべきだとする意見もあり、学生の中退を巡ってさまざまな議論が起きている。







































