〈写真:イメージ画像〉
ベトナム中部のフエ市とダナン市を結ぶ観光列車「Vietnam Central Heritage Connection」が、米旅行誌「コンデナスト・トラベラー」の読者投票による2026年の世界の鉄道旅行ランキングで10位に選ばれた。
フエ市人民委員会によると、同誌の米国版が発表した「The Best Train Trips in the World: 2026 Readers' Choice Awards」で、世界の優れた鉄道旅行20路線の1つに選出された。
同列車は2024年初頭に運行を開始し、約3時間かけて歴史や文化、観光資源が豊富なフエ市とダナン市を結んでいる。
沿線ではタムザン・カウハイ潟の水辺の風景やランコー湾、雄大なハイヴァン峠などを眺めることができ、峠に架かるアーチ橋を通過する区間も見どころとなっている。
車内には休憩用の客車に加えて共用スペースが設けられ、伝統楽器による音楽演奏や中部地方の民謡、伝統舞踊などを楽しむことができる。
また、バインミーやバインベオ、バインナムなど中部地方の郷土料理や飲み物も販売されており、車窓の景色とともに地元の食文化を体験できる。
列車は毎日2往復運行され、午前7時にフエ駅とダナン駅をそれぞれ出発し、午後には逆方向の列車が運行される。
途中のランコー駅では10分間停車し、乗客は列車を降りて周辺の景色を眺めたり、記念撮影を楽しんだりできる。
同誌によると、片道運賃は約11ドル(約1700円)で、ランキングに選ばれた鉄道旅行の中でも比較的手頃な価格となっている。
今回の世界ランキング入りは、フエ市をはじめとするベトナム中部の観光振興にとって好材料となっており、自然景観や文化遺産を生かした鉄道観光のさらなる発展が期待されている。







































