〈写真:イメージ画像〉
ハノイ市人民委員会は10月27日、ホアンキエム湖と周辺地域の再開発に総額22兆2290億ドン(約1360億円)を投じる計画を市人民評議会に提出し、投資方針と事業者の承認を求めた。
計画対象はホアンキエム街区とクアナム街区にまたがる約66.82haで、2029年中の完成を予定している。
再開発では大規模な広場を整備し、ホアンキエム湖から八月革命広場、ハノイ・オペラハウス、国立歴史博物館などを結ぶ公共空間の形成を目指す。
公共スペースの拡張や交通網の再編、地下空間の整備に加え、歴史的・文化的遺産の保全と活用も進める方針である。
事業は3つのプロジェクトで構成され、最大の予算が割り当てられるのは用地取得・立ち退きに伴う区域整備で、事業費は9兆9240億ドン(約610億円)に上る。
対象面積は約30.82haで、一部の別事業対象地を除き、ハノイ市の予算を活用した公共投資としてホアンキエム街区人民委員会が実施する。
2つ目はホアンキエム湖の東側と北側に位置する公園・広場の地下に商業施設を建設する計画で、地下4階建て、総延べ床面積約8万2608㎡を予定している。
事業費は4兆6110億ドン(約280億円)で、不動産会社のMặt Trời Thủ Đôが投資を担う。
3つ目は湖と周辺地域の公共施設・景観整備で、官民連携(PPP)の建設・譲渡(BT)方式を採用し、7兆6940億ドン(約470億円)を投じる計画である。
このうちハノイ市人民委員会庁舎エリアの新築に3兆5180億ドン(約220億円)、市人民評議会庁舎の改修に2680億ドン(約16億円)、湖の南東側エリアの景観整備に3兆9080億ドン(約240億円)を充てる。
同プロジェクトもMặt Trời Thủ Đôが事業者となる予定で、市は今回の大規模再開発を通じて、ホアンキエム湖と周辺地域の公共空間や都市景観を一体的に整備する方針である。




































