〈写真:イメージ画像〉
ベトナムの大手フィットネスチェーン「California Fitness & Yoga」が相次いで店舗の営業を休止し、11月3日時点で全国の営業店舗がわずか1店となった。
同社は2025年に全国で約35店舗を展開していたが、ホーチミン市のイオンモール・ビンタン店が3日から一時休業したことで、現在営業しているのは「Cali Bình Dương Square」のみとなっている。
同社は2日夜、運営体制の調整を理由にビンタン店の営業を当面休止すると発表し、影響を受ける会員には無料で会員権を一時保留する手続きを案内したが、営業再開時期や代替施設は明らかにしていない。
一方、ブンタウの「Lapen Center」とビエンホアの「Pegasus Plaza」については、5日から営業を再開する予定であると発表しており、その他の店舗については具体的な再開日が決まっていない。
店舗の相次ぐ休止を受け、長期契約や終身会員権を購入した利用者からは、契約上の権利や支払済み料金の取り扱いを巡って不満が高まっている。
同社は10月31日、一部店舗の営業再開を検討するため、既存会員から月額59万9000ドン(約3700円)の追加料金を徴収する案について意向調査を実施したが、すでに高額な会費を支払っている会員から反発が出ている。
ある男性会員は、高級終身会員権の購入に約2億ドン(約120万円)を支払い、特典を維持するために年間2300万ドン(約14万円)を追加で負担してきたにもかかわらず、9月以降はスムージーや飲料水、タオルなどのサービスが順次削減されたと訴えている。
ホーチミン市内の店舗が休止したことで、同じチェーンで運動を続けるにはビンズオン方面まで50km以上移動する必要があるとし、追加料金の徴収ではなく、サービスの回復や返金対応を求めている。
別の女性会員は、2011年に家族で2枚の終身会員権を購入するために3億ドン(約180万円)以上を支払ったが、現在は利用できる店舗がなく、施設内の個人ロッカーに保管していた衣類や運動靴も回収できていないという。
また、ビンタン店に約5年間通っていた女性会員は、通常の会員権を購入した後、スタッフの勧めで終身会員権にアップグレードしていたが、突然の休止で長年受講してきたヨガ教室に通えなくなったことを残念がっている。
一部のヨガ講師は別の場所を借りて授業を続けることを検討しており、会員も慣れ親しんだ講師のもとで運動を継続する方法を模索している。
現時点で同社は、ビンタン店の会員権保留手続きについて案内しているものの、代替施設の確保や未提供サービスの補償、休止店舗に残された私物の返却について具体的な対応策を公表していない。







































