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ベトナムの高級ジム市場で店舗縮小や撤退が相次いでおり、高額な賃料を含む運営コストの上昇や利用者の選択肢の多様化が、大型店舗を展開する各社の収益を圧迫している。
Citigymはホーチミン市のVạn Hạnh Mallとディエンビエンフーの2店舗について、移転と事業再編を理由に営業を終了する方針で、Vạn Hạnh Mall店は10月1日から営業を停止する。
同社は市内で9店舗を展開し、会員料金は月55万〜250万ドン(約3300〜1万5000円)、パーソナルトレーナーとの1回のトレーニングは87万〜120万ドン(約5300〜7300円)である。
大手各社の縮小はCitigymに限らず、California Fitness & Yoga Centersは過去2年間で10店舗以上を削減し、今年7月以降だけでも4拠点から撤退したほか、Elite Fitnessも年初にホーチミン市最後の店舗を閉鎖した。
Fit24は2024年10月に営業を終了し、2022年9月に事業再編へ着手したGetfit Gym & Yogaも2026年2月に市場から撤退している。
新型コロナ流行前は、数千㎡規模の店舗にブランド製マシンやサウナ、プールなどを備え、複数の運動メニューを提供する「オールインワン」型の大型ジムが相次いで出店していたが、流行後は高コスト構造と消費行動の変化への対応が課題となった。
Cushman & Wakefieldによると、2026年第2四半期にはハノイ市とホーチミン市で小売用物件の賃料がともに上昇し、稼働率は約90%となっており、Avison YoungによるとVạn Hạnh Mallの賃料は月1㎡あたり50ドル(約7900円)である。
Citigymは、急速な店舗拡大と高い運営費によって資金繰りへの圧力が強まり、値引き販売に依存することで利益と再投資余力が低下する悪循環が生じていると説明している。
一方、中価格帯や小規模ジムは拡大しており、2022年に市場参入したWays Stationは37店舗まで増加し、The New Gymは月29万9000ドン(約1800円)から全店舗を24時間利用できるプランを展開し、4年間で10店舗から15店舗へ増やした。
利用者の運動先もランニング、ピックルボール、バドミントン、自転車などへ分散しており、ジム利用者では自宅や職場からの近さを重視する割合が50.7%と、設備の充実度を重視する46.5%を上回っている。
Citigymは今後、賃料や人件費を抑えやすい中小規模店舗の展開を進める方針で、California Fitness & Yoga Centersも既存店舗の一部を美容、理学療法、リハビリなどを組み合わせた「Wellness Hub」へ転換する構想を示している。









































