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ベトナム統計局が11月3日に発表した2026年1〜10月の外国直接投資(FDI)実行額は、前年同期比13.1%増の240億8000万ドル(約3兆8000億円)に達し、過去5年間の同期間で最高を記録した。
同期間の国家予算による公共投資の実行額も前年同期比19.8%増加し、年間計画の69%を達成するなど、国内外の投資がともに拡大している。
FDI実行額のうち、約83%に相当する199億6000万ドル(約3兆1000億円)が加工・製造業に集中し、同分野が外国投資の主要な受け皿となった。
新規登録されたFDIは3478件、投資額は307億3000万ドル(約4兆8000億円)で、前年同期と比較して案件数が4.7%増加し、投資額は2.2倍となった。
新規登録額を国・地域別にみると、シンガポールが95億2000万ドル(約1兆5000億円)で全体の31%を占めて首位となり、韓国が58億1000万ドル(約9200億円)、ルクセンブルクが49億9000万ドル(約7900億円)で続いた。
既存プロジェクトの増資申請は1079件で、追加投資額は前年同期比33.2%増の161億3000万ドル(約2兆5000億円)に達した。
また、外国投資家による出資・株式取得は2600件を超え、金額は同49.6%増の79億9000万ドル(約1兆3000億円)となった。
新規登録と既存プロジェクトの増資を合わせた投資額は468億6000万ドル(約7兆4000億円)で、このうち加工・製造業が241億9000万ドル(約3兆8000億円)を占めた。
一方、国家予算による公共投資の実行額は、10月単月で前年同月比23.7%増の121兆6000億ドン(約7400億円)に達した。
1〜10月の累計では783兆9000億ドン(約4兆8000億円)となり、年間計画の69%に相当する水準まで進んだ。
特に地方政府が管理する公共投資は前年同期比22.6%増の671兆8000億ドン(約4兆1000億円)と大きく伸びた一方、中央政府が管理する投資は同5.6%増の112兆1000億ドン(約6900億円)にとどまった。
省庁別では減少もみられ、建設省の実行額は前年同期比48.3%減の27兆3000億ドン(約1700億円)、農業環境省は同48.5%減の6兆6000億ドン(約400億円)となった。
このほか、保健省は同1.1%減の2兆5000億ドン(約150億円)、教育訓練省は同25.6%減の1兆ドン(約61億円)、文化スポーツ観光省は同15.4%減の6365億ドン(約39億円)だった。
ベトナム企業による海外投資も拡大しており、1〜10月の新規投資と増資の合計額は34億1000万ドル(約5400億円)と、前年同期の3.1倍に達した。
投資先は専門サービス、科学技術、運輸・倉庫、エネルギーなどの分野が中心となっている。
投資先となった37カ国・地域のうち、ラオスが6億7090万ドル(約1100億円)で首位となり、ドミニカ共和国が5億6000万ドル(約880億円)、カンボジアが4億8700万ドル(約770億円)で続いた。



































