<ドンホイ病院のバルコニーに設置された簡易ベッドに多くの患者が横たわる(写真提供:SGGP)>
1月〜10月にかけてベトナム中部では昨年同時期比3倍の6万2000人がデング熱に感染し、8人が死亡したという。
近年、ベトナムではデング熱が1年を通して発生しているという。
クアンビン省のドンホイにある総合病院の感染科には29床のベッドしかないが、デング熱患者は200人近くいるという。
クアンビン省の予防薬センターのDo Quoc Tiep局長は同省の全ての自治区でデング熱の感染が確認されており、感染者数は1万370人、死者は3名だと述べた。患者数が多すぎるためベッドを共有しなければならないと続けた。
クアンビン省、Vinh Duc総合病院の院長は今年のデング熱は複雑に進化していると述べた。
1日に約150人の患者が入院するという。
さらに、天気の予測が難しいことから、予防医学部門がデング熱予防を効果的に実施できておらず、深刻なデング熱の感染患者が病院に搬送されているという。
1月から、デング熱感染者が多く発生しているビンディン省では、デング熱の患者数が1300人まで増加し、診療所も患者数受入可能人数を超えている状態だ。
Tam Quan Bac自治区に住むTran Van Nghiaさん(58)は近隣住民6人がデング熱で入院しているため、不安を隠せない。
予防医学部門はデング熱対策は全て実施されているが依然として感染数は増えていると述べた。
さらに、デング熱のワクチンや特効薬は無いが、蚊が卵を産むのに適した建設現場は増えている。
医学生と診療所の医者はトゥアティエン=フエ省の家庭を周り、蚊を殺し、蚊が卵を産む可能性のある場所を清潔にし、ほうきも清潔を保つようにアドバイスしているという。
インフルエンザの様な症状のあるデング熱だが、出血熱まで悪化すると死に至る可能性があるという。世界保健機関(WHO)によるとデング熱に対するワクチンや特効薬は無い。
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