開通して1週間の高速道路、数千メートルの電線が盗難被害に

2022年09月09日(金)09時36分 公開
開通して1週間の高速道路、数千メートルの電線が盗難被害に

〈写真:TuoiTre〉

 

ベトナム北部クアンニン省で約1週間前に開通したモンカイ〜バンドン高速道路で、約3000メートルの電線が盗まれる事件が発生した。

 

盗まれた電線は高速道路沿いにある電柱約4600本に使用されていたものであり、電線の他に回路基板やブレーカーなどが窃盗被害に遭っている。

 

この被害によって盗まれた電線3000メートルに沿って設置されていた電柱は点灯できない状態となっている。

 

3年以上の建設期間を経て1日に開通したモンカイ〜バンドン高速道路は、全線に渡って照明システムが設置されたベトナム初で唯一の高速道路である。

 

この高速道路は最高速度120km/hでの走行が可能で、モンカイ〜バンドン間の所要時間が2時間から50分に短縮された。

 

また、300キロメートルのハノイ〜ハロン高速道路、264キロメートルのノイバイ〜ラオカイ高速道路と接続されており、国内最長のルートを形成している。

 

モンカイ〜バンドン高速道路は開通以来、最大6万台の車両が通過している。

 

 

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