ホーチミン市メトロ1号線建設現場、1万3000個以上の資材盗難

2022年06月16日(木)15時50分 公開
ホーチミン市メトロ1号線建設現場、1万3000個以上の資材盗難

<写真:VN Express>

 

ホーチミン市メトロ1号線の建設を担当する企業がレールクランプ1万3000個とケーブル数本の盗難を警察に届け出た。

 

同市都市鉄道管理局(MAUR)は15日、日本の住友商事とベトナムの第6土木建設公社(Cienco 6)のコンソーシアムである請負業者が、ビンタイン区の高架区間で使用する2万200個のうち1万3000個のクランプの紛失を発見したと発表した。

 

盗難があった場所は普段、関係者以外立ち入り禁止となっている。

 

クランプの他に、コントロールセンターとメンテナンスヤードがあるトゥードゥック市のロンビンデポからケーブルの紛失が報告されている。

 

MAURは請負業者に対し、デポとステーションを重点的に監視するために防犯カメラを設置するよう指示した。

 

11日には、メトロ1号線の列車17台のうち少なくとも2台への落書き被害が確認されている。列車はすでに線路に設置されており、8月に予定されている試験走行を待っているところであった。

 

メトロ1号線は、1区のベンタイン市場からトゥードゥック市のスイティエンパークまでの19.7kmで地下に3駅、地上に11駅が設置される。

 

この路線の建設は何年も遅延が続いていたが、現在は90%以上が完成しており、来年末に商業運転を開始する予定である。

 

 

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