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バリア・ブンタウ省、高速道路・環状線道路建設に1.25兆ドン拠出
＜写真：VnExpress＞
海港の中心地であるバリア・ブンタウ省は、工業の中心地であるドンナイ省と環状道路を繋ぐ高速道路の建設に、1兆2500億ドン（約72億5829万円）を投じる予定である。
同省の立法機関である人民評議会が10日に承認した決議によると、この予算は2つの大規模プロジェクトに必要な土地整理に割り当てられる。
ビエンホア〜ブンタウ高速道路プロジェクトでは、道路のスペースを確保するために7500億ドン（約43億6551万円）を使用し、残りの資金はホーチミン市環状道路4号線の障害物を取り除くために使用する予定であるという。
ビエンホア〜ブンタウ高速道路は54kmに及び、南部の工業地帯であるドンナイ省と複数の海港物流団地があるバリア・ブンタウ省を結ぶ。
公式発表によると、この高速道路には約17兆8000億ドン（約1036億250万円）の公的資金が投入され、2025年までに完成する予定である。
バリア・ブンタウ省を通る区間にかかる費用は推定5兆1900億ドン（約302億1398万円）で、そのうち1兆3300億ドン（約77億4346万円）が用地買収に必要とされている。
ドンナイ省は5月、高速道路の整備に2兆6000億ドン（約151億3758万円）を拠出することに合意した。この拠出額は同省の整地に必要な費用の半分に相当する。
ドンナイ省とバリア・ブンタウ省の整地費用の残りは国家予算で賄われる予定である。
ビエンホア〜ブンタウ高速道路は第1期に4〜6車線、時速100kmで走行可能なルートとなる。
完成後はドンナイ省ビエンホア市とバリア・ブンタウ省ブンタウを結ぶ国道51号線の渋滞緩和が期待される。
また、最終承認された環状道路4号線の計画では、バリア・ブンタウ省とホーチミン市、ビンズオン省、ドンナイ省、ロンアン省の南部地域を結ぶ6〜8車線の道路が計画されている。
総工費は100兆ドン（約5818億2400万円）で、バリア・ブンタウ省18km、ドンナイ省45km、ロンアン省ベンルックからホーチミン市ニャーベー郡のヒエップフック港まで71km、ホーチミン市17km、ビンズオン省49kmの区間を結ぶ。
環状道路4号線は2024年半ばに投資家を選定し、同年に工事が開始される予定である。
建設期間は3年間で、2028年第1四半期の開通を目指す。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
