<写真:Tuoi Tre>
ホーチミン市観光局は有名な観光スポットであるサイゴン中央郵便局に対し、南沙諸島(チュオンサ)と西沙諸島(ホアンサ)が描かれていないベトナムの地図を使用した土産物の回収を要求した。
これに先立って「サイゴン中央郵便局は、チュオンサとホアンサの描かれていない地図が描かれた土産物を多数展示している」というニュースがソーシャルメディアで拡散されていた。
地元メディアの記者が同郵便局を訪れた際にも、間違った地図が使われた多くの商品が発見されており、キーホルダーや冷蔵庫用マグネット、ノート、絵葉書などには、ハノイ市やホーチミン市、ダナン市といった一部の場所だけが描かれていた。
また、同郵便局に展示されているベトナムの地図を描いた切手には、ホアンサとチュオンサのどちらも描かれていない。同郵便局の職員によると、切手は郵便局自身が発売したものであり、商品の包装にも同じ間違いがあったという。
同市の市民からは「サイゴン中央郵便局を訪れる外国人観光客の数は膨大であるため、ホアンサとチュオンサのない地図が描かれた土産物の販売は容認できない」「些細なミスのようであるが、海と島の主権保護に影響を与える」といった声が上がっている。
サイゴン市観光局のグエン・ミン・リー主任検査官によると、同局は同郵便局と協力して問題解決への取り組みを進めており、同郵便局は土産物業者との協力に尽力しているという。
また、同局は文化スポーツ観光省や情報通信省などの関連機関や団体と連携し、同様のケースに対処し、防止を図るとしている。
ホーチミン市弁護士会のブイ・クオック・トゥアン弁護士によると、ベトナムではホアンサとチュオンサが描かれていない地図が描かれた帽子やTシャツ、ナンバープレート、書籍、測定器の製造、取引、使用は違法であり、違反に対する罰金は最高5000万ドン(約30万円)に達する可能性がある。
しかし、キーホルダーやマグネット、はがき、祝賀カードにホアンサとチュオンサが描かれていないことに対する罰則に関する具体的な規制はなく、違反者の管理と処罰を容易にするために規制を追加する必要があるという。




































