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女性11人を騙して中国に花嫁として売る、6人が人身売買の罪で告発
＜写真：VnExpress＞
メコンデルタ地方のバクリエウ省で、6人の容疑者が女性11人を中国人男性に花嫁として人身売買した罪に問われている。
警察はルオン・ティ・ハイ容疑者（31）やファム・ティ・トゥ容疑者（61）など6人に対して、人身売買、16歳未満の人身売買、不法入国斡旋、恐喝の罪で起訴する予定である。
当局によると、被害者の中には16歳未満の少女や精神病患者も含まれていた。
ハイ容疑者は2015年に労働者として中国に渡り、結婚した後にベトナムへ帰国した。
中国人男性がベトナム人女性を求めていることを知った同容疑者は、女性を騙して現地で売る計画を立てたという。
同容疑者は2018年にオンラインでベトナム人女性と外国人男性の結婚を仲介するグループを通じて、トゥ容疑者とフイン・モン・リン容疑者（45）と出会った。
2人は共にメコンデルタやその周辺地域で、識字率が低い女性や離婚歴がある女性など、困難な状況にある女性を探して中国へ行くように誘っていた。
被害者女性らには自分の写真と身分証明書を写真に撮るように説得し、それを国境の人々に渡してランソン省とカオバン省の人通りが少ない道を通って4000万ドン（約24万2000円）で中国へ連れて行かせたという。
トゥ容疑者は被害者をカントー市やホーチミン市からハノイ市に飛ばし、国境まで案内する役割を担っていた。
被害者らが中国へ入国すると河南省のホテルに連れて行かれ、ハイ容疑者に監視された。
その後、地元の男性に売られ、抵抗する者は同容疑者の手下に脅され、暴行を受けたという。
中国人男性らはハイ容疑者に2億〜4億ドン（約121万〜242万円）を支払っていた。
同容疑者はベトナムにいるトゥ容疑者に1億4000万〜1億6000万ドン（約84万6800〜96万7800円）を送金し、経費を差し引いて8000万〜1億ドン（約48万3900〜60万4900円）の利益を得た。
トゥ容疑者は被害者の家族に2000万ドン〜1億ドン（約12万1000〜60万4900円）を渡していたという。
結婚後、被害者らは夫から虐待を受け、暴力を受けることが多かったと報じられている。
被害者らがベトナムへの帰国を望む場合、ハイ容疑者は被害者家族に資金を全額返済させ、その上で被害者を帰国させるための追加料金を要求していた。
当局によると、この組織は2019年〜2022年の間に約10億ドン（約605万円）を稼いだとされている。
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