ベトナムの国内観光客数、コロナ禍前の時期を上回る
＜写真：hanoimoi.vn＞
ベトナムの国内観光客数がパンデミック前の時期を上回ったことが、ベトナム観光協会の発表で明らかになった。
今年1月〜10月で国内観光客数は9870万人以上に達し、2019年通年の8500万人を上回っている。
同協会のヴー・テェ・ビン会長によると、新型コロナウイルスの流行後に同国の観光業は回復の兆しを見せており、観光客数は徐々に回復し、国際観光客は1000万人を超え、国内観光客は流行前を上回る水準に達しているという。
同協会は観光業の発展と観光客の誘致に貢献するため、観光業の広報活動を強化することを目的とした座談会を7日にハノイ市で開催した。
同協会は観光ジャーナリストクラブを設立し、80人以上のメンバーを集めて情報交換や支援を行っており、座談会では観光業の広報活動に関する課題や提案が議論された。
同協会のヴー・クオック・チー書記長は「観光業の効果的な広報活動には、責任ある広報精神が必要である」と述べ、広報活動はテレビや新聞、ソーシャルメディアなどの様々なチャンネルを通じて多様化する必要があることを指摘した。
観光業界の代表者として、ハノイ観光社のホアン・ラン社長は、各地域が観光地としての方向性を定めてから広報活動を強化すべきであると提案し、広報メディアは観光客の傾向や潜在的な国際市場に関する最新の情報を提供すべきであると述べた。
一方、メディアの代表者は観光業の広報活動に管理機関や観光協会、地域などの多面的な情報が必要であると主張し、観光業に関連する社会的な問題については、管理機関や観光協会、企業、専門家などからの迅速で正確な情報が必要であると強調した。
ベトナム観光協会は今後も観光業の専門知識や現地視察などの活動を定期的に開催する予定である。
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