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ベトナムの国際観光、2025年まで回復が難しい見込み
<写真:Tuoi Tre>
ベトナムへの国際観光客の受け入れは現在も難しい状況であり、2024年〜2025年にかけても2019年の水準に達することは難しいとの見解が示されている。
12日にダナン市で行われたミーティングで、同市観光協会のカオ・チー・ズン会長は、同市における2023年1月〜9月の国内観光客数が2019年と比べて30%増加したことを発表した。
しかし、国際観光客の数は2019年と比べて67%しかない。
ズン会長によると、主要市場である中国の回復が遅れている一方、韓国市場は飽和しており、減少の傾向が見られる。
そのため、同市の観光業界はインド、台湾、東南アジア、オーストラリア、アメリカなどの新しい市場の開拓に焦点を当てているが、短期間での観光客の急増は期待できないとの見解を示している。
観光業界の代表者も同様に、2024年と2025年に国際観光客の数が大きく増加することはないと予測する。
この状況は企業の経営にさらなる困難をもたらしており、特に資金調達の困難さやコストの上昇によって競争力が低下しているとの声が多く聞かれる。
これに対応するため、多くの企業はコスト削減を迫られており、サービスの品質や観光地のイメージが損なわれる可能性があると懸念されている。
企業からの提案として、政府や関連部門に対して、利息の削減や債務の猶予、新しい融資の提供など、企業の生存に関連する問題の解決を求める声が上がっているという。
また、同市当局には土地価格の調整や土地賃料の削減などの対策を検討するように要請している。
これらの問題に対応するため、同市党委員会のグエン・ヴァン・クアン書記は、市の各部門と地域が協力して企業をサポートするように指示した。
同書記は観光活動における困難や障害の解消、大規模な観光プロジェクトの進行を加速させるための政策や解決策の策定に焦点を当てるように提案している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。