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ベカメックス東急バス、路線延伸でメトロ1号線駅に接続
〈写真：ベカメックス東急バス〉
ベカメックス東急の100％子会社であるベカメックス東急バスは、運行中の路線バス「77系統」を7月1日から延伸し、新系統番号「61-77系統」としてホーチミン市に位置する新ミエンドンバスターミナルまで直通運行を開始することを発表した。
これにより、同ターミナルから徒歩圏内にあるホーチミン市都市鉄道（メトロ）1号線のスオイティエン駅との接続が実現し、ビンズオン新都市とホーチミン市との間の移動が一層円滑になる見通しである。
延伸対象となるのはHikariバスターミナルと新ミエンドンバスターミナルを結ぶ本線「61-77A系統」と、ジーアン市内の商業施設「Go!スーパー ジーアン」と同バスターミナルを短距離でつなぐフィーダー系統「61-77B系統」の2系統である。
運行便数は上下線合わせて1日25便であり、所要時間は本線が約90分、フィーダー系統が約20分となっている。
運行間隔は朝夕が45分から80分、日中は60分から120分とされている。
この路線延伸により、国家大学エリアをはじめとする学生の多い地域へのアクセスが向上するほか、交通渋滞の緩和や排気ガスの削減といった環境面での効果も期待されている。
個人所有のバイクや自動車に依存した移動から、環境負荷の少ない公共交通機関への移行を促すことが狙いである。
運賃は本線が大人1万5000ドン（約83円）、学生5000ドン（約28円）、フィーダー系統は大人・学生ともに5000ドン（約28円）であり、6歳以下の乗車は無料とされている。
定期券も用意されており、大人・学生それぞれを対象に、1か月から6か月の期間で購入可能である。
また、延伸開始を記念して、7月1日から1か月間にわたり、61-77系統は全区間において運賃無料となるキャンペーンが実施される。
ベカメックス東急バスは2014年に運行を開始したベトナム初の日系公共交通機関であり、現在はビンズオン省内の主要都市を結ぶ計12系統を運行している。
最新の時刻表や詳細な路線情報は公式ウェブサイトまたはGoogleマップを通じて確認可能である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
