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ベトナムのティラピア輸出が2026年1~7月に大きく伸び、輸出額は前年同期比55%増の8000万ドル(約127億円)となった。
中でもブラジル向けは4000万ドル(約64億円)と前年同期比2万65%増を記録し、全体の半分を占める最大市場となった。
日本向けも寿司や刺し身向け需要の拡大を背景に伸びており、新たな高付加価値市場として期待が高まっている。
ベトナム水産物輸出加工協会(VASEP)によると、ブラジル向け輸出は7月単月でも500万ドル(約8億円)と前年同月比6272%増となり、これまでの市場変動を経て輸入需要が回復したことを示した。
一方、米国向けは1800万ドル(約29億円)で前年同期比42%減となり、全体の23%を占めた。サウジアラビア向けは500万ドル(約8億円)で24%増となり、全体の6%を占めた。
日本市場でも需要拡大が続いている。1~7月の輸出額は160万ドル(約2億5000万円)で前年同期比61%増、7月単月では13万7000ドル(約2200万円)と175%増となった。
ベトナム産ティラピアは寿司や刺し身向けとして輸出が始まり、高付加価値商品の販路拡大につながっている。
VASEPの副事務局長、チャン・トゥイ・クエ・フォン氏は、ティラピアはベトナム水産物輸出全体に占める割合こそ小さいものの、輸出拡大の余地は大きいとの見方を示した。
中国産ティラピアから調達先を切り替える国が出ていることはベトナムにとって好機であるが、その需要を取り込むには養殖地域の計画的な整備、生産コストの削減、高度加工への投資が必要であると指摘した。
また、ブラジル市場の顧客維持と新市場の開拓も重要課題になるとした。
専門家は、ベトナム産ティラピアは加工品や冷凍品、フィレなど幅広い形態で輸出されており、循環型淡水や汽水域で管理された養殖環境により、身が締まり自然な甘みがあり、小骨が少ないことが日本市場で評価されているとしている。









































