<写真:イメージ画像>
ホーチミン市建設局は、低排出区域(LEZ)における車両排出ガス規制案を公表し、排出基準を満たさないガソリン車やディーゼル車について、2027年7月1日から中心部への進入を段階的に制限する方針を示した。
対象区域は中心市街地約930haとトゥーティエム新都市区で試行し、2029年には第2環状道路内まで拡大する計画である。
市は電気自動車と従来のガソリン・ディーゼル車が当面は並行して利用されることを前提とし、住民や企業が車両の更新を進められるよう段階的な移行期間を設ける。
対象区域では既存設備を活用しながら計304台の自動ナンバー認識カメラを設置し、LEZを示す標識や高度交通システムと連携した監視体制を整備する予定である。
制度開始後の最初の6カ月間は周知と注意喚起を中心とし、専用の罰則規定が整備されるまでは交通標識違反に関する政令168/2024/NĐ-CPに基づいて取り締まる。
2027年7~12月は規定額の50%を適用し、二輪車は10万ドン(約610円)、自動車は20万ドン(約1200円)を科す。
開始から12カ月後には満額となり、二輪車20万ドン(約1200円)、自動車40万ドン(約2400円)へ引き上げられるほか、運転免許の違反点数が加算される可能性もある。
排出基準の適用は車種ごとに段階的に強化される。
2027年からは路線バスやごみ収集用三輪車が電動車またはグリーンエネルギー車へ移行し、2028年には配車サービスのバイクや宅配車両が対象となる。
タクシーは2028年から排出基準レベル5への適合が求められ、2030年以降は電動車などへの転換を進める。
個人所有の乗用車は2028年から排出基準レベル4、2030年からレベル5を満たす必要があり、2035年までにグリーンエネルギー車への転換を目指す。
個人所有のバイクやオートバイも2029年から排出基準レベル3、2030年からレベル4が適用され、2035年にはグリーンエネルギー車への移行を求める計画である。
今回の制度は、とりわけ老朽化し排出基準を満たさない車両に大きな影響を及ぼす見通しである。




































