<写真:イメージ画像>
ベトナムと海外を結ぶ海底光ファイバーケーブル「SJC2」で6月25日、香港沖の区間に障害が発生し、国際インターネット接続への影響が拡大している。
すでにAAE-1、AAG、IAの3路線でも障害が続いており、不具合が生じている海底ケーブルは計4路線となった。国際回線の通信量は大きな影響を受けているという。
AAE-1は2月から障害が続いており、AAGとIAも復旧していない。
AAGとIAは9月上旬に修理が始まる予定である。ベトナムの国際通信は海底ケーブルが中心を担っており、複数路線の同時障害によって国際帯域の相当部分が失われている。
各インターネット接続事業者は、通信経路の切り替えや負荷分散、他の回線への容量追加によって影響の抑制を進めている。
VNPTは残る接続経路へ通信を振り分けているものの、複数の海底ケーブルで障害が発生しているため、利用が集中する時間帯には海外サイトへの接続速度が低下する可能性があるとしている。
一方で、バックアップ回線の活用により、インターネット全体はおおむね安定しているという。
ViettelもIAとAAE-1の障害の影響を受けており、AAE-1では接続が全面的に失われた。
同社は8月26日に香港方面のIA経由で800Gbpsの国際回線を追加し、APG経由でも300Gbpsを8月31日までに増強する計画である。
また、ラオス経由でシンガポールへ接続する陸上光回線も活用し、同日までに1.5Tbpsを追加する予定としている。
必要に応じて、2025年に運用を開始したADC海底ケーブルの容量を最大50Tbpsまで拡張できるとしている。
ベトナムでは現在、AAG、IA、AAE-1、APG、ADC、SJC2の6本の海底ケーブルが運用されている。
2022年以降、国際海底ケーブルでは約40件の障害が発生しており、修理には数カ月から半年、場合によっては1年を要することもある。
このため、2025年には初の国際陸上光ファイバー回線「VSTN」の運用を開始したほか、衛星インターネットの試験導入も認め、8月中旬からはStarlinkがサービス提供を開始している。






































