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15歳少女が35cmのケーブルを挿入、SNS模倣で相次ぐ深刻な事故
〈写真:tuoitre.vn〉
ベトナム南部のカントー市小児病院は15歳の少女が陰部の激痛と腫れ、出血を訴えて救急搬送された事案を報告した。
診察の結果、少女の尿道内には長さ35cmのLANケーブルが丸められた状態で挿入されており、複雑な手術により摘出された。
尿道は粘膜と毛細血管、神経が密集する非常に繊細な器官であり、本来異物の挿入は厳禁である。
異物が尿道に侵入すると、第一に粘膜の裂傷と出血、次に免疫反応による腫れと炎症、さらに長期的には感染症や瘢痕形成によって尿道が狭窄し、腎機能不全にまで進行するリスクがある。
医師によると、このようなケースは決して稀ではない。
国際的な小児泌尿器学の文献では、12歳から16歳の年齢層における「自己挿入」が80%以上を占め、40%の患者が異物を挿入してから48時間以上が経過してから受診しており、その結果、敗血症や壊死など重篤な合併症のリスクが3倍に上昇するという。
さらに、15〜30%の患者が血尿や排尿困難など早期合併症を経験し、5〜11%が尿道狭窄という不可逆的な後遺症を残すとの報告もある。
また、近年では、肛門や直腸に異物を挿入する事故も増加している。
プラスチック製の筒や瓶、木製の棒、さらにはキュウリやナスなどの野菜、非医療用の性的玩具まで多岐にわたり、いずれも直腸穿孔や腹膜炎を引き起こす深刻なリスクを伴う。
特に鋭利なものや折れやすい素材の使用は極めて危険であり、自己処置を試みたことで症状が悪化する例も後を絶たない。
これらの背景には、SNS上で拡散される過激な挑戦や「いたずら動画」の存在がある。
医療的根拠を欠いた情報が「面白い」「安全」といった誤った印象を与え、思春期の若者が模倣する危険性が指摘されている。
身体的発達や判断能力が未熟なこの年代では「皆がやっている」「いいねが多い」といった理由で危険行為を正当化してしまいがちである。
特に、こうした行為が尿道や肛門といった羞恥心の強い部位に関わる場合、若者は家族に相談することをためらい、病院への受診が遅れるケースが多い。
その結果、損傷が悪化し、手術や長期入院、後遺症のリスクが増大する。
医療現場では「体に関する疑問や不安を感じた際は、親や教師、医療従事者に正しく相談することが最も重要である」と警鐘を鳴らす。
また、保護者に対しても、禁止や叱責ではなく、落ち着いた対話と理解を通じて子どもと向き合う姿勢が求められている。
SNS上の「流行」は一時的でも、身体に残る傷と痛みは一生消えない。
思春期の子どもたちが、安全で健全な環境の中で心身の成長を遂げられるように、社会全体での理解と支援が必要とされている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。