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男子学生の直腸に30cmの異物、母が涙ながらに搬送
<写真:soha.vn>
ハノイ市で19歳の男子学生が30cmの異物を直腸に詰まらせ、母親によって夜間に緊急搬送された。
同市内のE病院泌尿器科によると、母親が息子の痛みを察知し、夜9時頃に病院に連れてきたという。
病院に到着した際に、母親は息子が使用したのと同じ「成人用おもちゃ」を持参していた。
医師たちは、異物が非常に長く、直腸や腸の穿孔のリスクが高いと判断した。
母親の説明によると、息子はおもちゃを直腸に挿入し、取り出せなくなったとのことであった。
通常、このような異物が直腸に詰まった場合、開腹手術が必要になる。
しかし、母親が同じおもちゃを持参したことで、医師たちは異物の形状を把握しやすくなり、最適な処置を講じることが可能であった。
泌尿器科の医師であるグエン・ディン・リエン博士は「通常なら大手術が必要であったが、今回は内視鏡を用いて安全に異物を取り出すことが可能であった」と語った。
手術により男子学生は大きな侵襲を受けることなく異物を取り除くことに成功した。
術後の検査でも直腸や腸に損傷は見られなかった。
母親は内視鏡室の外で涙を流して待っていたが、医師から無事に異物が除去されたことを知らされ、安堵の表情を見せたという。
男子学生は、母親に自身が同性愛者であることを告白し、以前にも異物を直腸に挿入して取れなくなった経験があると話した。
今回のケースでは、迅速な対応がなければ、腸の穿孔や腹膜炎、さらには命の危険もあったという。
医師たちは「成人用おもちゃ」や異物を直腸に挿入することの危険性を強調している。
この3か月間で同じような症例が2件発生しており、そのうちの1件は開腹手術が必要であった。
異物の誤使用は粘膜の損傷や性感染症のリスクを高める可能性があるため、慎重な対応が求められる。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。