〈写真:イメージ画像〉
ベトナム保健省の診療管理局は、タインホア省総合病院から重症患者を自宅へ搬送した際、家族が薬代と搬送費など計950万ドン(約5万8000円)を支払ったとの訴えを受け、同省保健局に緊急の事実確認を求めた。
患者は同病院の集中治療・中毒治療部門で治療を受けていた男性で、容体が重かったことから家族が自宅へ連れて帰ることを希望し、自ら救急搬送車を手配した。
搬送中、同行した医師から患者の生命を維持するため昇圧剤の使用を勧められ、家族には健康保険の給付対象外の薬であると説明されたという。
患者の息子によると、1日7本を使用し、1本60万ドン(約3600円)、1日分で420万ドン(約2万5000円)と説明され、車内で医師に直接代金を支払った。
その後、家族が複数の薬局で同じ薬の価格を調べたところ、支払った価格は当時の市場価格より大幅に高かったとしている。
さらに家族は、患者の搬送や呼吸用チューブ、痰の吸引機器などの費用として530万ドン(約3万2000円)を支払っており、病院から自宅までの距離は約16kmだったという。
診療管理局はタインホア省保健局に対し、一連の情報を速やかに確認し、違反があれば是正・処分した上で結果を報告するよう求めた。
また、公立・民間病院や院外救急施設による患者搬送の管理を強化し、規定を順守するとともに、患者家族が当局の許可を受けた搬送事業者を選択できるよう情報提供や助言を行うことも求めている。





































