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ベトナム畜産・獣医局は、モン牛と鹿茸を韓国の高麗人参・鹿茸や日本の神戸牛のような国家ブランドとして育成するため、関係機関や地方と連携し、品種改良や選抜を進めている。
同局のファム・キム・ダン副局長が9月14日、第21回アジア・オセアニア畜産科学会議(AAAP 2026)の説明会で明らかにした。
ダン副局長によると、同局はこれまで国際的な専門家をベトナムに招き、在来種の評価を進めてきた。
その結果、モン牛は遺伝的特性や体格、体質の面で韓国の韓牛に勝る出発点を持つと評価されたという。
同局は政治局決議57号に基づく科学研究の一環として、モン牛を韓牛や日本の神戸牛のような高品質牛へ育成する研究を計画に盛り込み、研究機関に発注している。
また、ベトナム農業学院に対し、企業と連携して高品質な牛種の開発を進めるよう委託した。
今後は韓国や日本を参考に、牛肉の品質を評価・格付けする制度も導入し、研究者や生産者がその基準を目指せるようにする方針である。
ダン副局長によると、モン牛肉は現在1kg当たり120万ドン(約7100円)で販売されており、ハノイ市では専門店チェーンの展開も始まっている。
鹿茸についても大きな可能性があるとし、ベトナムが滋養強壮剤向けに多くの鹿茸を輸入している一方で、国内にはフオンソン産の有名な鹿茸があることから、これをブランド化すべきだとの考えを示した。
さらに、燕の巣についても依然として中国向けの原料輸出が中心で付加価値が低いため、企業と連携して高品質な製品づくりを進める必要があるとした。
ベトナム畜産協会のグエン・スアン・ズオン会長は、国内畜産業は2008年にベトナムがAAAPを開催した時期と比べ、地域や世界における地位が大きく高まったと述べた。
豚の飼養頭数は世界6〜7位、水禽は世界2位、飼料加工産業はASEAN首位、乳牛飼育と乳製品加工の生産性も地域上位に入っているという。
一方で、飼育空間の縮小や危険な感染症、環境問題、輸入畜産品による圧力など、持続可能性を脅かす課題も浮き彫りになっている。
AAAP 2026は10月28〜31日にハノイ市の国家会議センターで開催され、テーマは「持続可能な畜産(Sustainable Animal Production)」である。
同会議はベトナム畜産協会が主催し、これまでに42の国・地域から約1400人が参加登録しており、このうち約600人が海外からの参加者だという。





































