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ベトナム国家競争委員会は、コクヨによる文具大手Thien Long Group Corporation(TLG)の子会社化に関する企業結合を条件付きで承認した。
決定では、関係企業に対し、筆記具の市場シェアや平均仕入れ・販売価格、販売割引政策、販売支援プログラムなどの情報を、当局から求められた場合に収集・報告することを義務付けた。
また、競争法を順守するための社内規則を整備・維持し、ベトナムの競争法に関する研修を毎年実施することも条件となっている。
毎年12月31日までには、企業結合によるプラスの効果を高めるための活動計画を国家競争委員会へ提出する必要があり、再生原料や環境配慮型素材の使用率、人材、新製品、国際競争力などを報告する。
研究開発(R&D)投資については、前年から30億ドン(約1800万円)ずつ増額することを5年間継続する条件が盛り込まれ、当局から書面で求められた場合には条件の履行状況も報告する。
コクヨは2025年末、TLG株式の46.82%を保有する筆頭株主Thien Long An Thinh Investment Corporation(TLAT)の全株式取得と、TLG株式最大18.19%の公開買い付けを通じ、TLGへの出資比率を約65%まで引き上げる計画を明らかにしていた。
TLGは1981年にコー・ザー・トー氏が創業し、現在は1000種類以上の商品を展開しており、2010年からホーチミン証券取引所にTLGの銘柄コードで上場している。
資本金は9650億ドン(約58億円)、時価総額は5兆2000億ドン(約310億円)を超える。
2025年の売上高は前年比11%増の4兆1740億ドン(約250億円)と過去最高を記録した一方、税引き後利益は同10%減の5230億ドン(約32億円)であった。
2026年は売上高4兆4000億ドン(約270億円)、利益4400億ドン(約27億円)を目標としており、上半期は売上高が前年同期比15%増の2兆3540億ドン(約140億円)、利益が3150億ドン(約19億円)となり、それぞれ通期計画の54%、72%に達した。





































