〈写真:イメージ画像〉
ホーチミン市では人材不足を背景に、年齢を問わず採用する企業が増えており、2026年1〜9月の求人約24万7000件のうち15万5000件超が年齢不問で、全体の約63%を占めた。
ホーチミン市内務局傘下の雇用サービスセンターによると、同期間に求職ニーズがあった人は17万4000人超だった一方、企業が募集した求人は約24万7000件に上った。
労働市場では求人数が求職者数を上回っているほか、職種や学歴、技能、勤務地、勤務条件などで需給のミスマッチも生じており、求職者が多い中でも必要な人材を確保できない企業があるという。
こうした状況を受け、企業では応募者の年齢よりも業務への対応力や経験、技能、安定して働けるかどうかを重視する動きが広がっている。
特に販売、サービス、事務、一部の技術職では、必要な技能や経験を満たす応募者に対して採用年齢の幅を広げる企業が増えている。
一方、労働負荷が高い仕事やシフト勤務、頻繁な移動、屋外勤務などでは年齢条件が設けられるケースが多く、年齢指定のある求人では18〜35歳が依然として大きな割合を占めている。
雇用サービスセンターは、年末にかけて企業が生産の加速や受注対応、売上計画の達成、テト前の需要に向けた商品や人員の準備を進めるため、10〜12月の採用需要はさらに高まると予測している。
一方、すでに就業している労働者は収入やテト賞与、現在の勤務先での待遇などを考慮し、年末の転職に慎重になる傾向があるため、人材確保が一段と難しくなる可能性がある。
同センターは企業に対し、給与や福利厚生、仕事内容などの採用条件をより明確にするよう勧めており、年齢を問わない採用は今後さらに広がるとの見通しを示している。









































