〈写真:Công an tỉnh Phú Thọ〉
ベトナム北部フート省で、果物・雑貨店の常連客だった52歳の女性が、銀行振込の送金完了画面を悪用し、677回にわたって総額12億3500万ドン超(約760万円)をだまし取った疑いで立件された。
フート省公安は10月9日、詐欺による財産奪取の疑いで、ビンイエン街区在住のファム・ティ・ライ容疑者(52)を立件し、捜査を進めていると発表した。
警察の調べによると、ライ容疑者は2022年8月から2025年11月にかけて、ビンスエン村で果物や雑貨を販売する39歳の女性の店から商品を繰り返し購入し、代金を支払ったように装っていた。
ライ容疑者は仕入れた商品を小売販売しており、店主とは長年の取引関係にあったため、混雑時には商品を先に持ち帰り、後から銀行振込で代金を支払うことが認められていた。
支払いの確認には、銀行アプリなどに表示される送金完了画面のスクリーンショットを店主へ送る方法が使われていた。
しかし、ライ容疑者は振込先の口座番号を故意に1文字間違えて入力し、取引画面に一時的に表示される送金成功の記録を撮影して店主に送信していた。
実際には口座番号が一致しないため、振り込んだ金額は後からライ容疑者の口座へ返金されていたが、店主は送金完了画面を信用し、代金が支払われたと思い込んでいた。
不正が発覚したのは2025年11月24日で、ライ容疑者が600万ドン超(約3万7000円)の商品を購入した際、送金完了画面が届いたにもかかわらず、店主の口座に入金が確認できなかったことがきっかけである。
店主が画面を詳しく確認したところ、振込先の口座番号が間違っていることに気付き、過去に送られてきた送金記録を調べ直した結果、いずれも口座番号が正しくないことが判明した。
その後、店主は警察に被害を届け出ており、捜査当局はライ容疑者が約3年3カ月の間に計677回の不正な手口を繰り返していたと判断した。
フート省公安は現在も証拠の収集を進めており、事件の全容解明に向けて捜査を拡大している。










































