〈写真:イメージ画像〉
ベトナム産の菊の対日輸出額が2026年1〜8月に3045万ドル(約48億円)に達し、税関統計で集計された対日輸出20品目の中で最大となった。
菊の輸出額は対象20品目の合計1億7300万ドル(約270億円)の約17.6%を占め、2025年通年の輸出額も4360万ドル(約69億円)と前年比7.01%増加していた。
日本はベトナム産菊の主要な輸出先であり、2024年の輸入量は前年比12.1%増の約9097トンに達した。
2025年1〜11月にもベトナムから約8700トンを輸入しており、日本の農林水産省によると、2025年の国内切り花生産量では菊が最多となっている。
ベトナム青果協会のダン・フック・グエン事務局長によると、日本では宗教行事や祭祀に使用する花の需要があり、菊の安定した輸出先が確保されているという。
ベトナム国内ではラムドン省が菊の主要生産地となっており、ダラットなどの産地では集約的な栽培や先端技術の導入が進められている。
こうした生産体制によって輸出に必要な数量と品質を確保できるほか、価格面での競争力も日本市場におけるベトナム産菊の強みとなっている。
一方、日本向けの輸出では価格だけでなく、植物検疫に関する規制への対応も欠かせない。
日本の植物防疫当局によると、輸入される切り花は原則として検疫の対象となり、規定に基づく免除対象を除き、輸出国の当局が発行した植物検疫証明書の提出が求められる。







































