〈写真:イメージ画像〉
ハノイ市トゥオンフック社の廃品回収場で10月19日午前7時ごろ、ガスボンベから気体が漏出し、周辺住民や作業員ら40人がガス中毒の疑いで病院に搬送された。
トゥオンティン総合病院によると、搬送された40人のうち重症の2人はバックマイ病院の中毒治療科へ転院し、3人が集中治療を受けている。
残る35人についても、少なくとも12時間にわたる健康状態の観察が必要とされている。
トゥオンフック社人民委員会によると、事故はメーソン村でグエン・フー・ドアン氏が営む廃品回収業の敷地内で発生した。
回収したガスボンベを処理する前に、作業員が誤って金属くずをバルブにぶつけ、ボンベのキャップが外れたことで内部のガスが周囲に広がったという。
ボンベが置かれていたのは住宅地に隣接する100㎡超の空き地で、漏出したガスを吸い込んだ人々に呼吸困難の症状が出たほか、周辺の樹木でも葉が傷んで枯れる被害が確認された。
通報を受けたハノイ市公安の消防・救助部隊と地元当局が現場に出動し、漏出場所への放水や周辺区域の封鎖などの対応に当たった。
ハノイ市保健局はトゥオンティン総合病院に対して患者の治療を最優先するよう指示するとともに、サンポール病院、ドゥックザン病院、ハドン病院から専門医療チームを派遣し、治療体制を強化した。
警察が事故の詳しい状況を調査しており、初期情報では漏出したのは塩素ガスとされている。
塩素は水道水やプールの消毒、洗剤の製造などに使用される工業用化学物質である。







































