〈写真:Công an TP.HCM〉
ホーチミン市公安は10月20日、電撃装置と車を使って犬を盗み、食肉として複数の省・市へ販売していた組織を摘発し、関係者11人を窃盗容疑で立件・拘束したと発表した。
中心人物はグエン・バー・ロン容疑者(29)と、内縁関係にあるグエン・ロン・イエン・バン容疑者(40)で、窃盗から解体、販売、代金管理まで役割を分担していた。
公安がドンナイ省ロンビン街区にあるロン容疑者の住居を調べたところ、建物はトタン製の塀で囲まれ、内部には動物の解体・処理設備が設けられていた。
敷地内の車からは合計304.6kgに上る犬21匹の死体と、自作の電撃装置とみられる器具などを発見した。
さらに、発泡スチロール箱や冷凍庫から、解体済みの犬32匹(約420kg)と猫57匹(170kg超)が見つかり、販売に向けて保管されていたことが判明した。
捜査のきっかけは、10月初旬にホーチミン市内の複数地域で犬の盗難が相次ぎ、住民から通報が寄せられたことであった。
捜査によると、グループは車で犬を探し、メンバーの1人が自作の電撃装置で犬を攻撃し、別のメンバーが回収して車に積み込む手口で窃盗を繰り返していた。
10月7日夜〜8日朝だけでも21匹、総重量300kg以上の犬を盗んでおり、被害額は市場価格で1900万〜2000万ドン超(約12万円)と推定されている。
盗まれた犬はロン容疑者の住居に運ばれ、分類・解体された後に販売され、窃盗の実行役には持ち込んだ犬の重量に応じて報酬が支払われていた。
また、一部のメンバーは犬が盗品であることを知りながら解体作業や販売を手伝い、利益を得ていた。
10月10日に事情聴取を受けたバン容疑者は、ロン容疑者と犬猫の窃盗・販売を計画し、実行役への指示に加え、顧客の確保、価格交渉、注文受付、売上金の管理を担当していたと供述した。
バン容疑者はSNSを通じて各地の犬猫肉販売業者と連絡を取り、注文が入るとロン容疑者に商品の梱包を指示し、長距離バスを利用して取引先へ発送していた。
販売代金はバン容疑者が管理する銀行口座に振り込まれ、その後、ロン容疑者とともに窃盗の実行役へ分配していた。
公安は流通ルートの捜査を進め、ハイフォン市、フンイエン省、ニンビン省、ハノイ市に住み、バン容疑者から犬肉を継続的に購入していた4人も逮捕した。
容疑者らは同様の手口で複数の窃盗事件に関与したことも供述しており、公安は組織の全容や販売ルートについて引き続き捜査している。








































