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ベトナムのロンタイン国際空港で、12月24日の供用開始予定を前に、熟練工不足や工事代金の支払い遅れにより、主要4工区の完成が計画より遅れる恐れが出ている。
建設省が10月20日に政府へ提出した報告によると、ベトナム空港総公社(ACV)が事業主体となる第3構成事業の進捗率は、工事金額ベースで86.03%に達した。
施工中の12工区のうち8工区は12月中に完成する見通しだが、旅客ターミナル、貨物ターミナル第1棟と付帯施設、駐車場、空港内道路・技術インフラの4工区は遅延が懸念されている。
旅客ターミナルの工事進捗率は86.85%、電気・機械設備の設置は96.2%に達し、建物の構造部分は完成しているものの、技術者や溶接工、専門設備の設置作業員を十分に確保できていない。
さらに、電力、給排水、空調、換気、消防設備などの連動動作を確認する負荷試験は計51項目あり、このうち16項目が未承認となっている。
承認済みの項目でも試験が実施されたのは電源、照明、館内放送の各システムにとどまり、残る設備の試験完了時期は決まっていない。
空港内道路・技術インフラの工区でも作業員が不足しており、必要なアスファルトコンクリート約10万トンの供給不足も深刻で、計画どおりの完成は難しい状況にある。
旅客ターミナルの稼働に不可欠なエネルギーセンターでは、設備の設置や単独・連動試運転が完了しておらず、建設省は11月中の完成目標にも遅延リスクがあると指摘している。
建設省は遅延の主な原因として、施工業者が契約上の約束どおりに作業員や技術者を確保していないことに加え、書類手続きの遅れで施工済み工事の代金が十分に支払われていない問題を挙げた。
同省はACVに対し、施工業者による人員や重機、燃料、資材の確保を徹底するよう求め、対応できない場合は責任の所在を明確にし、契約に基づく措置を講じるよう指示した。
工事代金の支払いや、承認済み設計からの資材・設備変更を巡る問題についても、早急な解決を要求している。
ロンタイン国際空港は約5000haの敷地に総投資額160億ドル弱(約2兆5000億円)を投じる大型プロジェクトで、第1期の年間処理能力は旅客2500万人、貨物120万トンを計画している。







































