〈写真:イメージ画像〉
ハノイ市人民検察院は、借金返済を迫るため女性にヘロインをバッグへ入れさせ、その様子を撮影して脅迫しようとした事件で、ダオ・ホアイ・ディエップ被告(41)を強盗罪と不法監禁罪で起訴した。
事件は2017年に発生したもので、被告は精神疾患による強制治療を受けていたため捜査が中断されており、関係者の中で最後に起訴された人物となった。
起訴状によると、ソンラ省在住の女性はディエップ被告の知人から7億ドン(約430万円)を借りていたが、長年返済できずにいた。
2017年2月14日朝、被告は債権者ら4人とともにハノイ市中心部の飲食店のVIPルームで女性と面会し、返済できないと答えた女性を罵倒・脅迫したうえ、夫に現金を持ってこさせるよう要求し、返済するまで帰さないと告げた。
さらに一行は、計76g超のヘロインが入った4袋を女性の前に置き、自らバッグへ入れるよう強要し、その様子を携帯電話で撮影した。
捜査当局によると、返済に応じなければ動画を証拠として警察に通報し、女性が違法薬物を所持していると脅す計画だった。
同日昼頃、飲食店に到着した女性の夫も暴行を受け、借金返済のため自動車を担保に資金を調達することを申し出たが、一行は車が分割払い中であるとして拒否し、別の方法で現金を用意するよう要求した。
午後には女性を近くのカラオケ店へ移動させ、午後5時頃、夫が現金を用意したと連絡したため、被告らがタクシーで受け取りに向かおうとしたところ、警察の検査によって事件が発覚した。
共犯者らは2019年、ハノイ市人民裁判所で強盗罪と不法監禁罪により懲役7年6カ月〜13年3カ月の判決を受けた。
一方、ディエップ被告は精神鑑定で混合型統合失調感情障害と診断され、国立精神病院で強制治療を受けていた。
しかし、今年3月に病院から逃走し、その後捜査当局に身柄を確保され、違法薬物所持容疑でも捜査を受けた。
その後の精神鑑定では、病状が安定し、自身の行動を認識・制御する能力があると判断されたため、6月25日に強制治療が終了し、同日付で事件と被告に対する捜査が再開された。
ディエップ被告は今後、ハノイ市人民裁判所で裁判を受ける予定である。







































