2022年の外国人観光客数は360万人、目標の7割にとどまる

2022年12月30日(金)11時57分 公開
2022年の外国人観光客数は360万人、目標の7割にとどまる

<写真:VnExpress>

 

ベトナムは2022年に目標の7割程度である外国人観光客360万人を受け入れ、過去最高であった2019年の1800万人と比較するとわずか20%という結果になった。

 

外国人観光客の内訳はアジアからの観光客が全体の7割以上となる259万人で、ヨーロッパが50万8000人、アメリカが38万8000人と続いている。

 

ベトナムは東南アジアで早期に国際観光を再開した国であったが、観光客の受け入れ態勢で近隣諸国に大きく遅れをとった。

 

東南アジア第2の経済大国であるタイは12月20日時点で1090万人の観光客を受け入れ、シンガポールは11月時点で537万人の観光客を受け入れている。また、マレーシアとインドネシアは今年の目標を達成した。

 

ベトナムの観光業界は2023年に外国人観光客800万人の受け入れを目標に掲げており、1月8日に渡航制限を解除する中国からの観光客が期待を集めている。

 

パンデミック以前の中国はベトナムにとって最大の観光市場であり、2019年には580万人近くの中国人観光客がベトナムを訪れていた。

 

 

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