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東南アジア諸国が長期滞在ビザ発行、ベトナムは1ヶ月のみで前進せず
<写真:VnExpress>
東南アジア諸国が最長20年間滞在可能な「ゴールデンビザ」を導入し、裕福な外国人を獲得しようと競い合っている一方で、ベトナムは依然として1ヶ月間のビザ発給しか行っていない。
ブルームバーグは東南アジア最大の経済国であるインドネシアが、銀行口座に20億ルピア(約1800万円)以上を保有する外国人に対し、5年または10年の滞在が可能な新しいビザを導入したと報じた。
同政策は12月25日から開始される予定である。
タイは既に10年間有効で複数回の入国が可能な新しい長期滞在ビザプログラムの申請を受け付けている。
このビザプログラムを利用する外国人は総資産額が100万ドル(約1億4183万円)以上、ビザ申請前直近2年間の個人所得が年間8万ドル以上(約1134万円)、タイ国債や企業・公社、ベンチャーキャピタル、不動産への投資額が25万ドル以上(約3545万円)である必要がある。
また、同プログラムは個人所得が年間8万ドル以上、または年間4万ドル(約567万円)以上8万ドル未満でタイ国債や企業・公社、ベンチャーキャピタル、不動産への投資額が25万ドル以上の条件を満たす50歳以上の退職者など、4つに分類されたカテゴリーの条件を満たす者に適用される。
マレーシアは10月1日から20年間有効の「プレミアムビザプログラム」の申請受付を開始しており、対象者は年齢を問わず、月4万リンギ(約124万1400円)、年間48万リンギ(約1489万3400円)以上の海外所得が必要である。
また、最低100万リンギ(約3102万7800円)の定期預金を組む必要があり、1年間は引き出しができないが、2年目以降は不動産購入や医療、教育目的で最大50%を引き出すことが可能である。
カンボジアは10万ドル以上の資産投資や政府に承認された不動産プロジェクトを所有していることなどを条件に、カンボジア人向けの保険利用や5年後にカンボジア国籍申請が認められる10年間のゴールデンビザを発給している。
ベトナムは3月15日に国際観光を再開したが、3ヶ月以上のマルチエントリービザの発行は中断したままとなっており、現在は30日のシングルエントリービザのみを発行している。
多くの外国人がベトナムを親切な人々や自然景観、多様な観光アクティビティを備えた老後の理想的な場所であるとしているが、同国の厳しいビザ政策が外国人の入国を遠ざけている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。