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ホーチミンで拡大する手足口病、患者数は先月比150%増
2023年06月21日(水)10時32分 公開
<写真:iStock>
ホーチミン市では手足口病患者数が先月比150%と急増しており、同市保健局が潜在的な流行に対処するための準備を進めている。
同市疾病管理予防センターによると、同市では過去1週間で423件の感染者が記録され、4週間前と比べて2.5倍に増加した。
増加は入院患者数と外来患者数の両方で記録されている。
記録された患者のうち147人が6歳未満で全員が治療のために入院しており、そのうち18人が集中治療、14人が人工呼吸器が必要な状態である。
世界保健機関(WHO)によると、手足口病はエンテロウイルスによって引き起こされる一般的な感染症で、10歳未満の子供に多く発症する。
大半の場合に発熱や口の中の痛みを伴う爛れ、手足や尻に水疱を伴う発疹といった症状があり、軽症で自然に治る病気である。
現在の患者数は昨年同期比で53%減となっているが、保健当局は新型エンテロウイルス71の出現による手足口病の急速拡大を懸念している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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