<写真:VnExpress>
ベトナム政府は国営航空会社であるベトナム航空のベトナム籍パイロットに対して、外国籍パイロットと同様の給与を支給することを認可した。
この決定は23日の政令により示され、給与の差額は肩書や年功序列に応じて設定されるという。
ベトナム航空が給与増額を検討する際、国家資本企業管理委員会の定める利益目標の達成と財務の健全性が求められる。
赤字が生じた場合、それは前年度より少ないものでなければならない。
ベトナム航空でのベトナム人パイロットの給与引き上げ提案は、パイロットが低賃金を理由に退職を始めたことを背景に、労働・傷病兵・社会問題省から今年5月に提出された。
2022年の時点で、ベトナム航空の従業員数は6000人以上で、総給与基金は1兆7000億ドン(約103億5010万円)となっている。
パイロット内訳として、ベトナム籍が829人、外国籍が152人で、ベトナム人パイロットの平均月給は外国人の約59%、すなわち8500万ドン(約51万7506円)であった。
2025年に向けての予測では、ベトナム籍のパイロット数は865人から1044人に、月給は1億1560万ドン(約70万3800円)から1億3480万ドン(約82万700円)に増加するとされる。
一方、外国籍パイロットの給与は2億6840万ドン(約163万4200円)から2億7920万ドン(約169万9900円)に増加することが見込まれる。
同省のデータによれば、ベトナム人パイロットの給与は外国人に比べて著しく低く、この給与格差を解消するための資金が現状不足している。
過去のデータを見ると、2020年以降に35人のベトナム人パイロットが退職しており、今後も多数が退職を予定しているという。
このような人手不足はベトナム航空の運航に支障をきたす恐れがあり、外国籍のパイロットの追加採用が必要となる可能性がある。
外国籍のパイロットの雇用には、給与や住居費、保険などを含めて、年間約25億ドン(約 1522万1560円)が必要であると推計されている。
ベトナム航空がベトナム籍パイロットに外国籍の70%の給与を支給する場合、年間3000億ドン(約18億2660万円)が必要とされ、90%の場合には8000億ドン(約48億7090万円)が必要とされる。








































