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ベトナムの国内空港、生体認証手続きの本格運用開始

2025年12月03日(水)07時00分 公開
ベトナムの国内空港、生体認証手続きの本格運用開始

<写真:tuoitre.vn>

 

2025年12月1日より、ベトナムの主要空港において、従来型のチェックインカウンターの運用が大幅に縮小され、自動化手続きを基本とする運用体制へと移行した。

 

今後は、カウンターによる対応は手荷物を預ける利用者や、特別な対応が必要な乗客に限定される。

 

この措置は、ファム・ミン・チン首相が2025年9月に発出した指示第24号に基づいており、国民および企業向けの技術サービス推進の一環として位置づけられている。

 

国家デジタルIDアプリ「VNeID」や空港内のセルフチェックイン機(キオスク)を活用した新たな航空手続きが標準となり、ベトナム航空およびベトジェットが先行して、生体認証による顔認証システムを導入している。

 

ホーチミン市のタンソンニャット国際空港では、顔認証による保安検査通過がすでに開始されているが、利用者の一部には操作に不慣れな様子も見受けられた。

 

とりわけ、整形手術や体重の変化などにより顔写真と現状が一致しない場合や、データの同期に不備があるケースでは認証エラーが発生しやすく、従来の手続きに戻る乗客も一定数存在している。

 

一方で、VNeIDを用いた自動手続きは、搭乗にかかる時間の短縮や、書類の忘れによる搭乗ミスの防止につながるとして、航空会社および空港運営会社であるベトナム空港総公社(ACV)によって積極的に導入が進められている。

 

ACVは今後、空港インフラとして生体認証ゲートやセルフサービス端末の整備を一層強化し、搭乗に至るすべての手続きを顔認証のみで完結可能な「ペーパーレス空港」の実現を目指している。

 

さらに、2025年内に開港予定のロンタイン国際空港では、最新型のX線検査装置が導入される予定であり、靴やベルト、電子機器などを取り外すことなく保安検査を通過可能となる。

 

ACVはこの先進技術を他の国内空港にも段階的に展開する方針を明らかにしている。

 

専門家は、生体認証技術の導入により、空港の混雑緩和や業務効率の向上が期待されると評価する一方で、システムの安定運用に不可欠なインフラの整備および統一的な運用プラットフォームの確立が今後の課題であると指摘している。

 

利用者に対しては、VNeIDのレベル2認証を事前に完了させるとともに、顔認証の事前確認、航空会社アプリとのデータ連携、さらに予備の身分証の携行など、スムーズな搭乗のための準備が求められている。

 

特に、高齢者や未成年の同行者がいる場合には、事前確認の徹底が重要とされている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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