<写真:イメージ画像>
ベトナムでAIアプリへの課金が急速に拡大する中、Anthropicの「Claude」は2026年上半期のモバイルアプリ収入で170万ドル(約2億7000万円)を超え、前年同期の9位から2位へ大きく順位を伸ばした。
一方、ChatGPTは約715万ドル(約11億円)と他を大きく引き離し、ベトナムのAIアプリ市場をけん引している。
市場調査会社Sensor Towerによると、Claudeは上半期にベトナムで約79万件ダウンロードされ、月間アクティブユーザーは約47万人であった。
ダウンロード数や利用者数では上位ではないものの、有料プラン「Claude Pro」を利用する専門職など利用頻度の高いユーザーが多く、利用上限への到達や高度な機能の利用を目的に課金する傾向が強いことから、ユーザー当たりの収益が市場平均を大きく上回ったという。
ChatGPTは約715万ドル(約11億円)の収入を記録し、ベトナムの利用者がAIアプリ全体に支払った金額のほぼ半分を占めた。
ダウンロード数は約1126万件、月間アクティブユーザーは約2039万人で、ともに首位であった。
Geminiは約44万ドル(約7000万円)の収入で5位であったが、ダウンロード数は約564万件、月間アクティブユーザーは約921万人に達した。
Perplexityもダウンロード数は約23万件にとどまる一方、収入は18万4000ドル(約2900万円)超と上位に入った。
Sensor Towerの集計はiOSとAndroidのアプリストア経由の課金のみを対象としており、各AIサービスのベトナムでの総収入を示すものではない。
それでも、専門業務や研究用途の利用者が生産性向上という価値を認めれば、有料サービスを選択する傾向が強まっていることを示している。
同社によると、ベトナムのAI市場はダウンロード数の拡大段階から収益化段階へ移行しつつある。
AIアプリへの支出は2023年以降、毎年155%、242%の伸びを示し、2026年第2四半期だけで854万ドル(約14億円)に達し、2024年通年の499万ドル(約7億9000万円)に迫る規模となった。
ただし、1ダウンロード当たりの収益は世界平均を下回っており、AIの業務利用やコンテンツ制作への活用拡大に伴い、今後も成長余地があると分析している。







































