<写真:C.O.C Legacy Specialty Coffee>
ハノイ旧市街の細い路地の奥にあるカフェが、迷路のようなアプローチを体験できる「隠れた名所」として外国人観光客の人気を集めている。
1人がようやく通れるほどの狭い路地や曲がりくねった階段を抜けると、中庭の吹き抜けが広がる独特の空間が現れ、静かな雰囲気の中でベトナムコーヒーを味わえることが評価されている。
ある外国人観光客は、TikTokで見た動画をきっかけに店を訪れた。
路地の暗さや照明がかえって神秘的な雰囲気を生み、外の通りから店内へ足を踏み入れた瞬間の景色の変化に驚いたという。
ベトナム滞在中は街中にひっそりと佇むカフェを巡ることを楽しみにしており、ココナツコーヒーや静かな空間にも満足した様子を見せた。
一方、別の外国人観光客は、入口の暗い路地にはやや不安を感じたものの、店内の落ち着いた雰囲気やスタッフとの交流が印象に残ったと話す。
スタッフからベトナムのコーヒー文化について説明を受け、自身も手品を披露して交流を楽しんだという。
この店はGoogleで2000件を超える利用者レビューを集め、5点満点中4.9点の高評価を得ている。
店内は最大20人程度を受け入れられる小規模な造りで、店主のチャン・ホア・ビン氏は、新型コロナウイルス禍後にこの物件を借りた。
古いタイルや自然光が差し込む吹き抜けなど昔ながらの建築の雰囲気に魅力を感じたことが出店の決め手であったという。
開業から最初の1年間は月に約20人しか来店しなかったが、一杯ごとの品質とベトナムコーヒー文化を伝えることに力を注いできた。
現在では来店客の9割以上を外国人観光客が占める。来店者は旧市街の路地を自ら探し歩く体験そのものを楽しみ、店を「隠れた名所」と受け止めているという。
店では注文ごとに伝統的なフィルターで抽出を行い、客はカウンター越しにその工程を見学できる。
エッグコーヒーにはダクラク省産の豆を使用するなど、産地ごとの特徴や味わいの違いを説明しながら、ベトナムコーヒーの魅力を観光客に伝えている。
店名:C.O.C Legacy Specialty Coffee








































