〈写真:イメージ画像〉
ベトナムで携帯電話番号を維持したまま別の通信会社へ乗り換えるサービスを巡り、条件を満たしているにもかかわらず申請を繰り返し拒否され、数カ月から2年近く手続きが進まないとの苦情が相次いでいる。
利用者からは、拒否理由が具体的に示されないほか、契約期間の縛りがある料金プランを意図せず設定されるなどし、乗り換えを断念できない状態が長期化しているとの声が上がっている。
ハノイ市の利用者Tさんは2025年6月、契約条件付きの料金プランを利用しているとして申請を拒否されたため、同プランを解約し、求められた6カ月間の期間を待った。
しかし、同年11月に旧プランを更新する残高が不足した際、通信会社側が新たに6カ月間の契約条件を伴う料金プランを自動的に設定し、2026年6月に期間が終了した後も「条件を満たしていない」として乗り換えが認められなかったという。
別の利用者では、電気通信局傘下のネットワーク・サービス開発支援センターが通信会社による拒否は不適切と判断し、番号移行を処理するよう求めた後も、「契約上の制約」などを理由に申請が拒否された事例がある。
運送事業で約10回線を利用する企業では、8カ月〜2年近くにわたって苦情を申し立て、同センターから乗り換え条件を満たしているとの確認を受けた後も手続きが進まなかったとしている。
一方、専門家によると、利用者側の登録情報や契約状況が原因で自動的に申請を拒否されるケースもあり、氏名や身分証明書情報、生年月日が通信会社の登録情報と完全に一致しているか事前確認が必要である。
このほか、回線が発着信とも利用可能な状態であること、開通または前回の乗り換え成功から90日以上経過していること、料金やデータ前借りサービスなどの未払いがないことが条件となる。
後払い回線では、申請月とその前月に国際ローミングを利用していないことなども求められ、長期データプランや特別番号に伴う契約期間が残っていないか確認する必要がある。
乗り換えを希望する場合は、移行先の通信会社の店舗で申請し、手数料5万ドン(約300円)を支払って新しいSIMを受け取った後、24時間以内に対象番号から「YCCM」を1441へ無料送信する。
手続きが承認されれば新しいSIMへ交換して同じ電話番号を利用できるが、旧SIMに残っている残高は引き継がれず、返金もされない。






































