〈写真:イメージ画像〉
ベトナムの配車アプリ「Grab」の運転手の間で、料金や手数料、実際に受け取る報酬への不満から、9月12〜13日の2日間にアプリを停止して配車を受けないよう呼びかける動きが広がっている。
ソーシャルメディア上では運転履歴の画像が相次いで共有され、走行距離や運行コストに対して報酬が低いとの声が上がっている。
あるGrabCarの利用例では、乗客の支払額が3万7000ドン(約220円)だったのに対し、運転手の収入は1万9500ドン(約120円)で、支払額の約52.7%にとどまった。
この支払いにはプラットフォーム利用料5000ドン(約30円)やRide Coverの2000ドン(約10円)、アプリ利用料、税金など複数の項目が含まれており、乗客の支払額との差額47.3%がすべてGrabの収入となるわけではない。
特に低料金サービス「GrabBike Tiết Kiệm」への不満が目立ち、9月5日には18.53kmを走行した運転手の収入が4万6900ドン(約280円)となり、距離だけで計算すると1km当たり約2530ドン(約15円)であった。
運転手側によると、この金額からさらに燃料費や整備費、車両の減価、乗客を迎えに行くまでの移動時間などを負担する必要があるという。
Grabでは二輪車の運転手に対して固定率ではない「柔軟なアプリ利用料」を適用しており、料金は運行ごとの時間帯や地域、需給などによって変動する。
乗客が支払うプラットフォーム利用料はGrabBikeで1回3000ドン(約20円)、GrabTaxiを除く四輪サービスでは乗車地域や距離に応じて5000〜1万9000ドン(約30〜110円)となっている。
今回の呼びかけは公式な代表組織が主導していることが確認されておらず、現時点で「ストライキ」と位置付けるのは適切ではない。
参加を呼びかける運転手らは、多くの運転手が同時に配車を停止することで車両供給を減らし、Grabに料金や手数料、報酬制度の見直しを促したい考えである。
一方、実際にどの程度の運転手が参加するかや利用者への影響は不明で、Grabは呼びかけを把握しているものの、関連制度を変更するかどうかは明らかにしていない。







































