〈写真:イメージ画像〉
ダナン市建設局は、ダナン国際空港の地下を通る総事業費約10兆ドン(約590億円)のトンネル計画について、安全保障や建設・運営コストなどの課題から再検討が必要との見解を示し、代替策として高架道路の研究を提案した。
ダナン市中心部では人口が東西方向の河川や海沿いに集中し、トゥアンフオック橋、ハン川橋、ドラゴン橋、チャン・ティ・リー橋、ティエンソン橋を通る5つの主要ルートで交通需要が高まっている。
東西交通の接続を改善するため、従来の都市計画では空港地下を通るトンネルが追加ルートとして盛り込まれ、市は事前実現可能性調査の入札も実施していた。
従来案では、グエン・バン・リン通り、グエン・チ・フオン通り、ズイ・タン通りなどと空港西側や国道1号線を結び、主要交差点の混雑緩和や移動時間の短縮を図る計画であった。
2025年第1四半期に示された概略案では、トンネルの総延長は2.9km超で、開削部570m、ボックス構造部分1450m、既存滑走路下を通る区間900mで構成される。
滑走路下ではPipe Roof工法とTBM工法の2案が検討され、MRTと道路を併設する案と、MRTを道路と分離する案も提示されていた。
一方、市建設局は空港地下トンネルには安全保障・国防上の問題に加え、建設費や管理・運営費など検討すべき課題が多いと指摘した。
代替策として、市中心部や空港南側を結ぶルート、西部・北部の自由貿易区やハイテクパーク、リエンチエウ港などを結ぶルート、グエン・シン・サック通りを経由する東西ルートの計3本の高架道路について研究する方針を提案している。
このうち西部・北部と南部を結ぶ第2ルートは、空港地下トンネル案に代わる路線として位置付けられている。







































