〈写真:イメージ画像〉
ホーチミン市の伝統市場では、新型コロナ禍以降も客足の回復が鈍く、多くの市場で売り場の譲渡や閉鎖が続いている。
9月15日のチャン・フー・チャン市場では、野菜や食品を扱う外側の売り場には客が集まる一方、家庭用品や衣料品、靴などの売り場は閑散としていた。
客を待つ商人の中には、うたた寝をしたり、YouTubeやTikTok、Facebook、短編動画をスマートフォンで見たりして時間をつぶす人も目立った。
同市場で衣料品を扱う商人は、靴や衣料品は生活必需品ではなく、価格の安いネット通販にも客が流れているため、1日まったく売れないことが普通になったと話した。
履物を扱う別の商人によると、現在の売上はコロナ禍前の約10分の1まで落ち込み、2〜3日続けて何も売れないことも珍しくないという。
また、高齢の商人からは、税務申告や売上管理にアプリの利用を求められることが負担になっているとの声も上がっている。
バーチウ市場やタンディン市場、ベンタイン市場でも状況は大きく変わらず、譲渡の張り紙を出したまま何年も買い手が見つからない売り場もある。
ベンタイン市場の商人によると、市場側がライブ配信販売などの支援策を講じているものの効果は限られており、売上はコロナ禍前の約2割にとどまっているという。






































