〈写真:CÔNG AN THANH HÓA〉
ベトナム北中部タインホア省のカラオケ店で、15歳と17歳の少女2人をコンテナ内に監禁していた事件が発覚し、15歳の少女に架空の借金7000万ドン(約43万円)を負わせていたとして、店の経営者らが捜査を受けている。
同省公安は10月7日、カラオケ店「Thế Cảnh」の経営者レ・ドー・ヒエウ容疑者(28)を、16歳未満の人身売買と違法監禁の疑いで立件し、身柄を拘束した。
また、別のカラオケ店経営者ホアン・ゴック・クオン容疑者(32)が16歳未満の人身売買、Thế Cảnhの従業員レ・テー・カイン容疑者(24)が違法監禁の疑いで捜査されている。
事件は10月3日、公安がドンティエン地区にあるThế Cảnhを立ち入り検査した際に発覚し、ゲアン省とトゥエンクアン省出身の15歳と17歳の女性従業員が、移動を制限されながら店内での生活を強いられていることが判明した。
捜査によると、15歳の少女は以前勤務していたカラオケ店で、衣類や日用品の購入費として経営者から300万ドン(約1万8000円)を借りていた。
4月に転職を希望した少女は、タインホア省のカラオケ店「Hoàng Gia」の従業員に連絡し、同店の経営者クオン容疑者が以前の勤務先に300万ドンを支払って少女を引き取った。
しかし、2カ月後に少女を含む従業員4人が退職を申し出ると、クオン容疑者は4人の借金が合計3200万ドン(約19万円)残っていると主張し、返済しなければ退職できないと通告した。
その後、ヒエウ容疑者がクオン容疑者に3200万ドンを支払い、4人を自身のカラオケ店へ移したが、7月末に従業員3人が逃走すると、残された15歳の少女に3人分の借金として6500万ドン(約40万円)の支払いを要求した。
さらに、それ以前の500万ドン(約3万円)を加え、少女が返済を求められる金額は最終的に7000万ドンに膨らんだという。
ヒエウ容疑者は従業員の逃走を防ぐため、15歳の少女と17歳の女性従業員を店内に設置したコンテナで生活させ、外出には自身の許可とカイン容疑者の同行を義務付けていた。
夜間にはカイン容疑者がコンテナの扉を外側から施錠して鍵を保管し、2人はトイレに行く際にも電話で連絡して解錠してもらう必要があった。
公安は、カラオケ店の経営者同士が金銭を授受して16歳未満の少女を別の店舗へ移していた行為について、人身売買に該当する疑いがあるとみて、関係者の役割などを引き続き調べている。








































